  
        
      インプラント治療は、失ってしまった自分の歯の替わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。 
       欧米では完全に確立された治療法の一つです。 適応症を十分に判断し、インプラントの外科的治療とその上に最終的にかぶせる治療とが共にうまくいってこそ成功に結びつきます。        
      決して、ご自身の天然の歯を超えるものではありませんが、自分の歯に代わる新しい治療法として確立されてきました。 固定式であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。また審美性にも優れており、見た目の若々しさを取り戻すだけでなく健康維持にも効果を発揮します。          
        
       多くの歯を失ってしまった場合に、入れ歯を作ることになります。 
      治療範囲によって、部分入れ歯や総入れ歯など補綴物が異なってきます。 
       人工歯をピンクの床の上にくっ付け、それ自体をバネで自分の歯に引っ掛けて固定するものです。 歯をほとんど削る必要がなく、治療回数も少なくて済みます。 
      デメリット 
      ■入れ歯は自分の歯と比較すると、20〜30%ほどの噛む能力しかありません。 
      ■硬い食べ物を食べると入れ歯が外れてしまうことがある。         
      ■顎の骨がやせてくる。       
      ■見た目(審美性)が悪く、違和感も大きい。かみ心地(咬合)がよくない場合や 痛みを伴う場合がある。       
        
        
      少数の歯を失った場合に適応となります。  
      失った歯の部分の左右の歯を削り(橋げたになる)、そこに人口の歯を橋をかけるように作ります。 
      
        - デメリット
 
        ■両側の歯を、例え虫歯が無い健康な歯であっても削って犠牲にしなければならない。
         - ■歯の抜けた所の骨がやせる可能性がある。
        
 - ■ダミー歯の底面に食べ物が溜まりやすい。 
 
          ■支えている歯の1つに問題が生じた場合、装置全部を作り直す必要がある。 
               
        
      歯を失ったまま放置した場合のデメリットは、  
      ■周囲の歯が動く。 
■かみ合っていた対合する歯がのびる。 
■食物がつまりやすくなる。 
■噛む力が極端に低下する 
■周囲の歯も汚れやすく、虫歯、歯周病につながる 
                     
      
      
      
       インプラント治療の場合、上記の欠点を克服することができます。 
        
      ■外科的処置を伴い、噛む力が与えられるまで一般的には3〜6ヶ月ほど治癒期間を要する。  
■自費診療のため、他の治療に比べコストがかかる。  
■定期的な検診が必要である。  
どの治療においても定期的な検診は必要ですが、インプラントの場合、いくら生体親和性の高い素材といっても、「異物」を埋め込みます。 生体に異物防御の反応を起こさせることはありませんが、感染予防のためのプラークコントロールは非常に重要です。インプラントを長く持たせるためにも半年に1度は定期検診を受けていただきます。  
        
      ●カウンセリング  
インプラントとは何か。ご自身の歯が何故失われたか。歯周病についてご説明致します。入れ歯やブリッジとの比較の説明や治療の手順をお話しします。  
      ●診査・診断  
  問診、触診、レントゲン写真、歯列模型、口腔内写真を参考にして、インプラント治療が可能かどうか、治療の進め方などを分析し、ご説明致します。  
      ●手術  
      
        
             ●メンテナンス  
  適切なホームケアの指導。指導に従い正しい歯みがきを心がけてください。また、半年に1度定期検診を受けていただき、インプラントを良好な状態に維持していきます。  
      
           |